1955年、福島県生まれ。慶大文学部卒。小説家、文芸批評家。「零の力 ──J.L.ボルヘスをめぐる断章」で「群像」新人文学賞(評論部門)受賞。1994年、「おどるでく」で芥川賞受賞。方言とユーモラスなぼやきでくるんでいるが、本質は知的で実験的な作家である。