『ローズマリーの赤ちゃん』

加藤弘一
*[01* 原 題<] Rosemary's Baby
*[02* 製作年<] 1968
*[03* 監 督<] ポランスキー,ロマン
*[04* 出 演<] ファロー,ミア
*[04*    <] カサヴェテス,ジョン
*[04*    <] ゴードン,ルース
*[05* 製 作<] 米国
*[05* 地 域<] R2、NTSC
*[06  枚 数<] 片面1層×1
*[06  時 間<] 137+?分
*[06* 音 声<] 英語モノ
*[06* 字 幕<] 日本語、英語
*[06* 画 面<] 16:9 LBX
*[07  特 典<] ポランスキー、エバンス、シルバートの回想インタビュー
*[07     <] メイキング
*[08* 作 品<]☆☆☆☆
*[08* 特 典<]☆☆
*[08* 画 質<]
*[08* 音 質<]

 セントラルパークの空撮に憂鬱なスキャットがかぶさる。そうそう、このメロディだ。夫役がジョン・カサヴェテスだったとか、二人が住むアパートのモデルがダコタ・ハウスだったとか、発見があって楽しいが、画質・音質ともにお粗末で、これでDVDとは情けない。

 本篇はともかく、特典の回想インタビューは悪くない。ロマン・ポランスキーを引っ張りだすために、彼の好きなスキー映画を撮るという触れこみで原作を読ませたとか、ミア・ファローを抜擢したのはプロデューサーの方で、ポランスキーは原作に近い、あっけらかんとしたチューズデー・ウェルドを考えていたとか。40年近い昔の話なのに、三人ともよくおぼえていて、楽しそうに話している。

 「メイキング」の方は「ミアとロマン」という題名で公開時に作ったものらしく、画質はいまいち。今風の編集だが、メイキングは40年前から進歩していないのか。

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This page was created on Jan12 2003.
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