DVD普及の決め手になったといわれている名盤だが、キャリー・アン・モスが好きではないので、これまで敬遠してきた。1500円と格安だったし、『マトリックス レボリューションズ』の公開がはじまったので、記憶を確かめるために見てみた。
4年ぶりに見たが、今回の方がおもしろかった。細部まで実によく作りこまれており、しかもテンポがいい。マトリックス内部の都市の微妙に非現実的なたたずまいが脳をチクチク刺激してくる。これははまる。
ただ、この作品は映画館の大スクリーンで見るべきものだと思う。我が家の貧弱な設備では物足りない。もう一度、ミラノ座で見たい。『マトリックス レボリューション』が大当たりすれば、三部作一挙上映ということもありそうだが、まあ無理だろう。
特典映像はこんなものだろう。もっとはまりたい人は『マトリックス リビジテッド』を買えということだ。
画質・音質は3年前のレベル。SuperBit版がほしいところだ。