『レボリューション・めぐり逢い』

加藤弘一
*[01* 原 題<] Revolution
*[02* 製作年<] 1985
*[03* 監 督<] ハドソン,ヒュー
*[04* 出 演<] キンスキー,ナスターシャ
*[04*    <] パチーノ,アル
*[04*    <] サザーランド,ドナルド
*[05* 製 作<] ハピネット
*[05* 地 域<] R2、NTSC
*[06  枚 数<] 片面1層×1
*[06  時 間<] 125 分
*[06* 音 声<] 英語
*[06* 字 幕<] 日本語(焼付)
*[06* 画 面<] 4:3
*[07  特 典<] 文書資料
*[08* 作 品<]
*[08* 特 典<]
*[08* 画 質<]
*[08* 音 質<]

 一応、劇場公開されたそうだが、こんな映画があったとは知らなかった。アカデミー賞四冠の名作、「炎のランナー」のヒュー・ハドソンが監督し、アル・パチーノとナスターシャ・キンスキー、ドナルド・サザランドが出演しているとなれば、もっと話題になってよさそうなのだが。

 駄作かなと疑いながら見たら、やはり駄作だった。

 舞台は独立戦争下のアメリカ。主人公のトム・ドッブ(パチーノ)は唯一の財産である舟を独立軍に徴発され、幼い息子のネッドとともに無理矢理兵士にされてしまう。最初の敗戦で軍を脱走するが、熱狂的な独立派のデイジー(キンスキー)に卑怯者となじられる。トムは英軍につかまり、狐狩りの狐代わりに狩り立てられる屈辱を味わう。ネッドも英軍につかまり、軍楽隊に編入されるが、上官にさからったので足を痛めつけられる。トムはネッドを野営地から救いだすが、窮地におちいり、間一髪で独立軍側のインディアンに助けられる。トムとネッドはすすんで革命軍に志願し、デイジーと再会するが、彼女は英軍につかまり、行方不明になる。数年後、独立戦争は独立派の勝利に終わり、トムはデイジーと再会する。

 「炎のランナー」は単純明解なテーマで、一点に集中していったが、この作品は歴史大作が撮りたいのか、父子の愛情が撮りたいのか焦点がぼやけている。大富豪のお嬢様から独立の女闘士に変身するナスターシャ・キンスキーの役は説明不足だし、そもそも無理がありすぎる。「炎のランナー」で成功したドキュメンタリー的手法も裏目に出て、冴えない歴史映画になってしまった。

 映像のディティールは史実に忠実なのかもしれないが(小汚い)、それをいうのだったら、主人公を非アングロ・サクソンのイタリア系とロシア=ドイツ系にしたのはいかがなものか。

 画質・音質はVHS3倍速程度。画面は両サイドをトリミングしている。

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