封切時に見て、よかった作品である。2年半ぶりに見たが、やはりおもしろい。低空飛行で忍耐の限界まで引っ張っておいて、プラスに転ずる手際はあざやかだ。すべて芝居だったことを告白する場面は泣かせる。
特典のメイキングはよくあるプロモーション用。未公開シーンはサーミアンがドクター・ラザラス専用のベッドとトイレの紹介、、岩人間を一度やり過ごす場面、サリスの衛兵をグウェンが色仕掛けでたぶらかす場面など、肉づけの部分で、どれも興味深いが、バランス的にはない方がいいかもしれない。
画質・音質はあまりよくない。1970年代のB級SFという設定なので、わざとチープにしているのかもしれないが。