『蝿男の恐怖』

加藤弘一 *[01* 原 題<] The Fly
*[02* 製作年<] 1958
*[03* 監 督<] ニューマン,カート
*[04* 出 演<] オーウェンズ,パトリシア
*[04*    <] プライス,ヴィンセント
*[04*    <] ヘディソン,アル
*[05* 製 作<] FOX
*[05* 地 域<] R2、NTSC
*[06  枚 数<] 片面2層×1
*[06  時 間<] 96分
*[06* 音 声<] 英語4.0、日本語
*[06* 字 幕<] 日本語、英語
*[06* 画 面<] 16:9 LBX
*[07  特 典<] オリジナル予告編、続編予告編
*[07     <] リメイク予告編
*[08* 作 品<]☆☆☆☆
*[08* 特 典<]
*[08* 画 質<]☆☆☆
*[08* 音 質<]☆☆☆

 今月、久々に復刊されたジョルジュ・ランジュランの『』を原作とするSF映画の古典だが、ゲテモノ・キワモノの類だろうと思い、見ていなかった。2枚で1990円のセールをやっていたので、続編の『蝿男の逆襲』といっしょに買っておいたのをようやく見た。

 見て驚いた。偶然のいたずらで、蝿男になってしまった科学者アンドレとその妻エレーヌの苦悩をきちんと描いていたのである。リメイクの『ザ・フライ』に近いレベルに達している。原作がしっかりしていることもあるのだろうが、抑制した演出が効いている。蝿男登場の場面は予備知識があったが、結末は不意打ちだった。あれは怖い。

 役者はC級ホラー映画でおなじみのヴィンセント・プライス以外は見かけない顔だが、みんなうまい。エレーヌのパトリシア・オーウェンズは品のあるハリウッド・ビューティで、悲劇にみまわれる若妻を好演している。

 画質は1958年の作品にしてはいい。「総天然色」らしいケバさはあるものの、くっきりしていて、ノイズはすくない。音は4.0チャンネルだそうだが、広がりは感じなかった。特典は関連作品の予告編だけ。

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