四年と一ヶ月飼っていたエンゼルが昇天しました。三匹買ったうちの一匹が長生きしたのですが、最初、500円玉大だったのが、二年で12cmまで成長し、水槽の主として君臨してきました。三匹の中では一番気性が荒かったのですが、頭が良く、長期記憶力をそなえていました。
なぜ、そう言えるかというと、エサをやる際、水槽の左側に立って、わざと右側にエサを落とすようにしていたのですが、他の二匹は左側に寄ってきたのに対し、このエンゼルだけは右側でエサを待ちかまえていたからです。
エサをやる前に右手を水平に伸ばすようにしていると、やがて合図を見わけるようになり、単に水槽に近づいただけでは、すぐに関心をなくしましたが、右手を伸ばしたとたん、胸びれと広げ、体を左右にくねらし、エサをくれと愛敬をふりまきはじめます。オスカーのような大型の魚は頭がいいと聞いていましたが、エンゼルでも個体によっては高い知能をもっているようです。
しかし、半年くらい前から頭の黄色が褪せてくるとともに、条件反射があやしくなりはじめました。一昨日、頭を上にして、垂直に水槽を漂っていました。胸びれを時々動かし、鰓蓋がかろうじて開閉していたので、生きていることがわかりましたが、昨日の朝、頭を上にしたまま、水槽の奥の壁にもたれかかり、こときれていました。エンゼルで四年は長く生きた方でしょう。
ゴミに出すのはかわいそうなので、プランターの中に埋葬しました。
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「あるある大事典」で発熱をとりあげ、熱が上がるのは免疫力を高めるための生体防衛反応で、解熱剤を飲んだり、無理に汗をかいて体温を下げると治りが悪くなるという最新の見解を紹介していました。
野口晴哉が80年前に提唱した「風邪の効用」そのままです。
20年前、野口整体に出会い、熱を下げては駄目だという説を聞いた時の驚き、そして野口整体流の「風邪の経過」を実践しはじめた時の周囲の詰めたい反応を思うと、隔世の感があります。
もっとも、野口晴哉の他の教えが世の中の常識になるには、もうちょっと時間が必要でしょう。
受信できればともかく、30数時間の間に届いたメールがすべて消えるという事故を起こしながら、このメール一本で済ませようというのですから、あきれます(注: メールは三日遅れですべて届いた。→ 9月5日)。>8月31日(金)早朝から一部のユーザの方々にメールの受信障害が発生いた
>しました。この障害はメールサーバー上のプログラムの障害によるもので、
>9月1日(土)午後1時回復いたしましたが、メールが受信できなかったお客
>様におかれましては、大変ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございま
>せんでした。
>
>万一引き続きメールの受信障害が生じている場合には、お手数ですが弊社
>までご連絡いただけますようお願い申し上げます。
生産基盤はそもそも全く壊れていない」と一刀両断し、
と断定します。栗本氏は1929年の世界大恐慌を本当に解決したのはニューディール政策ではなく、第二次大戦だったという最近の研究を紹介したことがありますから、当然、出てくる見方ですが、さらに「復旧は、一方でIT関係の新規需要を生む。それ以上にブッシュ政権は、国民の結束を背景に前政権下で蓄えられ、福祉にだけ使えと言われていた金を減税なり公共投資なりに使えるようになった。アメリカ国民は支持基盤が本来は弱かったブッシュ政権のもとに結集し、個人消費も強めて、景気上昇に向かっていく可能性がある。
マークされていたはずのラディン系アラブ人たちがこれだけのテロを組織出来たのだろうか。これに大きな疑問符がつくのは当然だ」と論を進めます(現在の「生産基盤」は工場ではなく、今回破壊されたハイテク・オフィスですから、アメリカが打撃を受けなかったとはいえないでしょう)。