1953年、宮崎県生まれ。慶大文学部卒。小説家。初期は幻想的な作品が多いが、最近はポリフォニーの手法によって物語を裏切り、諧謔を楽しむ作風に変わってきた。『進化の時計』で1994年度平林たい子賞受賞。1996年4月より「三田文学」編集長を一年間つとめる。2001年、『濁った激流にかかる橋』で読売文学賞受賞。